近所のすき家が24時間営業じゃなくなってたww 「ブラック企業が淘汰される時代」がきてて胸熱な件!
グッグッモーニン!
池袋の編集プロダクション 編集集団WawW ! Publishing編集長の乙丸です。
■夜中にすき家に行ったら悲しいことが起こった
昨晩、夜ご飯を食べてなかったので、ご飯いこう!と思って、すき家に行ったら、悲しいことが起こりました。こんな張り紙がしてあったからです・・・。
24時間営業だったはずの僕らの「すき家」が、24時間営業じゃなくなってしまっています。
完全に景気回復のおかげです。
景気が回復しだすということは、企業にとっては商品が売れ出すということです。商品が売れ出す以上、企業は、増産のために、人を増やさなければなりません。しかも、手っ取り早く人を増やすには、正社員を雇い入れるよりもバイトや派遣などの非正規雇用の人を真っ先に雇入れ、人を増やし、生産を増やそうとします。結果、真っ先にアルバイトの人の時給が上がりだしているわけです。
バイトの人の給料が上がっている裏では、「企業の人雇い競争」が起こっているということです。つまり、ついに売り手市場到来!なわけです☆
そして、今回の「すき家」の騒動は、買い手市場から売り手市場への転換期に、真っ先に痛手を食うのは、「買い手市場だった時代に調子に乗って、売り手(=労働者)を酷い扱いをした企業」=「ブラック企業」からになる!ということが、完全に可視化されたということです。
すばらしい時代ですね。
ブラック企業よさよーならー!です。
僕に、「好景気の時、黒字にもかかわらず、人手不足で倒産してしまう企業が出るほど、労働者に有利な時代になる」と教えてくださったのは、エコノミストの故岡田靖さんです。先日も、岡田さんの共通の知人の方と話していたのですが、「岡田さんの生前の予想は、当たりすぎていて怖い」状態です。
そんな岡田さんの生前の主張と、かつ、「なぜ労働者のためにこそ景気の回復が必要か?」を正に同時に読めるのが、シノドスさん編纂の次の本です。「すき家騒動」の本質を知りたい人は、間違いなくいまこそ読むべき一冊です。