小保方さんとセクハラやじの話が盛り上がるのって、論じる人が性善説か性悪説に立ってるかの違いの気がする
<画像:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00000135-mai-soci.view-000>
夕方ですけど、グッグッモーニング!
さっきまで寝てて、今から仕事を開始した編集集団WawW ! Pubishing編集長の乙丸です。
■セクハラやじの件が盛り上がってますねー
<参考記事: みんなの党が声紋解析で「セクハラやじ犯人特定」へ 「徹底的にやれ!」「辞職に追い込め!」激励相次ぐ J-CASTニュース6月21日(土)15時51分 >
目下、理研の小保方さんの話も大盛り上がりしております。
セクハラヤジの話って、みんなの党都議のおときたさんのブログが発信源なんですか? だとしたら、個人がニュースを生み出せる時代ってすっごいなーと思います。
あと、セクハラヤジを、ずっとセクハラオヤジに空目してましたw
「それはそれで、セクハラだろ!」って思ってましたが違いましたw
当ブログで論じたいのは、「小保方さんはねつ造かどうか?」とか、「セクハラヤジを糾弾せよ!」みたいな話ではなくて、「なぜこの二つの話が、会話のネタになるのか?」という話についてです。
僕は長年、「なぜ人は、自分と違う意見にたいして、こうも意見をいいたがる生き物なのか?」ということを疑問に思ってきました。
で、なんで、セクハラやじに対するいろいろな人の意見を見ているときに、「これに関しては、論じる人が性善説に立ってるか、性悪説に立ってるか」の違いが生じており、それによって議論が紛糾してるのだと思いました。
例えば、次の二つの記事なんかは、「性悪説」に立った記事で、大いに炎上している記事です。
セクハラ野次@都議会事件に関する一般論による解説(山本 一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース
東京都議会の塩村議員に対する野次を冷静に分析した結果 | 小笠原誠治の経済ニュースに異議あり! | Klugクルーク - FX投資家向けの為替ニュース・相場コラム・経済指標カレンダー
結構、特に女性の方から「サイテー」「見損なった」という声が出ています。
そしてやはり、当ブログで扱うのは、こういった人たちが「最低で、見損なうべき人たちなのか」という問題でもありません。
ちょっと気づいたのですが、結局、やまもといちろうさんみたいに、「この女性都議は演技してる」って考える人は、「性悪説」に立った人たちで、これに対して「サイテー、見損なった」と言ってる人たちは「性善説」に立った人たちであるのだろうということです。
僕はどちらかといえば「性善説」(=小保方さんも、女性都議も演技・嘘ついてるとはおもえない!)の立場なのですが、それによっておこった不思議な現象は、「性悪説の立場から持論を展開していたFBお友達さんのフォローをそっと外させていただいた」ということでした。
結構不快だったんです。
で、なんでセクハラヤジの問題と、小保方さんの話がこんなに、人の話題をさらうのか?
それは、「価値観の違いの話」になっているから。
僕は、「経済学思考」を説いている経済学者の飯田泰之さんの本や、「エヴィデンス思考」を説く、評論家の荻上チキさんの本を担当していることもあり、比較的、定量的に物事を考えられている人間なのだと思うのですが、
小保方さんの話で言えば、完全に門外漢なので、感情論でしか小保方さんの話を見れません。また、セクハラヤジの話でいえば、女性都議さんの心の中の話なので、外部からその心情をうかがい知ることはできず、実際には憶測でしかものを言えなくなってしまします。
だからこのこの二つの問題は、多くの人にって「価値観の問題の問題」になっている
だからこんなに(外野の人たちの議論が)紛糾するんだろうなーと思いました。
でも、なんで人は、こんなにも、自分のい機縁と違う人の意見を批判したがる生き物なのか? という謎は一切解けていません・・・。
現場からは以上です!!