おもしろいインターネット(旧:池袋で働く編集長のブログ)

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いざなぎ超えって言われた前回の景気回復時に「日本ではいくら景気が回復しても賃金は上がらない」とか言ってた人誰よ?

人手不足が外食、小売り、運輸など幅広い業種に広がっている。働き手の減少という構造的な要因に加え、景気の回復基調でパート・アルバイトの奪い合いが起きているためだ。時給上昇だけでなく、賞与を支給したり、正社員化したりする動きも出てきた。

  <人手不足>景気回復で奪い合い 時給1375円も求人難(毎日新聞) - Y!ニュース


いやー、景気が回復してて、賃金上昇機運が高まってきてますねー。

リーマン・ショック前の日本の景気回復局面は、戦後最長の景気回復局面だった「いざなぎ景気」を長さで超えたという意味で、「いざなぎ超え」なんて呼ばれてましたが、皆さん覚えてらっしゃいますでしょうか?

で、

「実感なき景気回復」って言葉もよくいわれ、その意味は「いくら日本で景気回復が起こっても、今後、庶民の賃金は上がらない。だから、今後いくら日本で景気回復が起こっても、庶民はいつまでも景気回復の実感がわかない」という意味でした。

で、今回の景気回復・・・バッキバキに賃金上がる寸前にきとるやないか!

編集を担当した村上尚己さんが著書 『日本人はなぜ貧乏になったか』(中経出版) の中で、完璧に予言されていた通りです。

「日本人の給料はもう上がらない」と言っていた人たちは、どう詫びるのでしょうか?


そしてこれまた、「超円高」だった時代に、「金融緩和で円安が起こる」ことを大予言していた、編集を担当した 『円高の正体』(光文社新書) の著者、安達誠司さんが、次のようにツイートしています。


つまり、今、マジ賃金上がる5秒前! MTA5