僕が高杉晋作より坂本龍馬のほうが数倍かっこいいと思うたった1つの理由: 【祝】池田貴将さん(@ikedatakamasa)著『覚悟の磨き方』22万部突破!
編集集団WawW ! Publishing代表の乙丸です。
過去の仕事は→ http://thnktnk.jp/achievements/
仕事のご用命は masuno.otoma■gmail.com(■を@にかえて下さい) へ。
@masumasu_oさんをフォロー
■高杉晋作のお師匠さんの本が22万部突破!
幕末の人気志士 高杉晋作のお師匠さんといえば、松下村塾の吉田松陰ですね。
そんな松下村塾 吉田松蔭の超訳本 『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』(サンクチュアリ出版) が、22万部突破と、売れに売れているそうです。
池田貴将@ikedatakamasa『覚悟の磨き方』22万部を突破しました!!
2014/05/13 08:00:04
もうすぐ発売1年が経つ「覚悟の磨き方」ですが、
お陰さまで、たちまち16刷 22万3千部を突破しました☆
いつも応援していただき本当にありがとうございます。... http://t.co/7G8nVepvQz
『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』(サンクチュアリ出版)
高校時代に司馬遼太郎さんの幕末本を全巻読破した「幕末ヲタ編集者」の僕として、とても嬉しい限りです。
■でも、坂本龍馬のほうが好き!
そこから派生して今日は、
「高杉晋作より、坂本龍馬のほうが3倍ぐらいかっこいい!!」
という話を、独断と偏見でしたいと思います。
その理由は、高杉晋作と坂本龍馬がともに残した、「人生観」に関する言葉にある決定的な違いがあるからです。
高杉晋作の辞世の句
「おもしろきこともなき世をおもしろく」
坂本龍馬の言葉
「寿命ちゅうもんは天が決めるもんじゃき、生きとるうちは楽しめるだけ楽しまんといかんのじゃ」
(それ高杉晋作の辞世の句じゃないよ、って話もあるようですが・・・)
同じ、人気の幕末のヒーローですが、その死生観には決定的な違いがあると思うのです。
それは、高杉晋作は基本的に「人生に面白いことなんて基本的にない」と諦めていたのに対し、龍馬は、「人生が基本的にどんな構造になってるかなんて鼻から関係ない。どうせ生きてるんだから、楽しめるだけ楽しむんだ!」と、圧倒的に前向きなのです。
そういった死生観の違いが、僕が高杉晋作より、坂本龍馬を好きな理由になっています。
龍馬みたいに前向きな考え方を持っていれば、スケールの大きな仕事に迷わず突進していけると思うのです♪
■とある魔王の話
とまれ、高杉晋作は、高杉晋作で、超かっこいいと思いますし、龍馬の次ぐらいに好きな幕末のヒーローです。
「高杉晋作のかっこよさが止まらない!」と思ったのは、「4カ国連合艦隊との講和使節として全権を任された時の話」です。
この時、連合艦隊側の通訳として交渉に参加していたアーネスト・サトウは、その時の高杉晋作の姿を回顧して、
と言ったとされています。
どゆこと? と思った方もいらっしゃると思いますが、高杉晋作の破天荒な話は、司馬遼太郎さんの『』にあますことなく書かれているので、ぜひ読んでみてください。
僕は、マジしびれました☆
そんな、師匠の吉田松陰と、弟子の高杉晋作の活躍が、余すことなく、圧倒的な圧力で持って描き出されている司馬遼太郎さんの『世に潜む日々』(全6刊)。
まだ読んでない人は、僕の名誉をかけてもお薦めなので、ぜひ読んで下さい。
『世に潜む日々(1)』(文春文庫)
『世に潜む日々(2)』(文春文庫)
『世に潜む日々(3)』(文春文庫)
『世に潜む日々(4)』(文春文庫)
現場からは以上です!!