なぜ電車に乗るときとかに本にカバーをしたくなるのかが分かった件
編集集団WawW ! Publishing代表の乙丸です。
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■本にカバーをする理由って考えたことありますか?
前からすごく気になっていたことがあったのですが、今日、その理由がハッキリしたので、ブログに書きたいと思います。
気になっていたことは、なぜ人は本にカバーをするのか?
一番気になったのは、次の本を読んでいる時に、どうも人生ではじめて「カバーなくてもいいや・・・」と思った時でした。
『欲望のマーケティング』(kindle版) (書籍版)
その時は、なぜこの本だけは、カバーしなくてもいいやと思ったのか不思議でした。
カバーがかわいくて、おしゃれだからか? テーマも最先端っぽくて洗練されてるからか?
■またカバーしなくてもいいと思える本が出てきた!
それから時が経ち、今日、またカバーしなくても人前で読めるなと思った本が出てきました!
『リーン・スタートアップ』(kindle版) (書籍版)
これでハッキリと、人がカバーをしたくなる理由がわかりました!
答え↓↓↓
1.他人に自分の考えてること、悩んでること――すなわちパーソナリティーを知られたくないから
2.すなわち、知らない人に自分のことをあれこれ詮索されたくないから
3.一部には、「そんな本読んでるの?」って思われたくないから
だと思います。
電車とかに乗ると、とにかく他人に自分のことを気にかけてもらいたくありません。
できれば空気になりたいw
で、本は、他人が自分のことを気にするキッカケになってしまうんですね。
そんなことが、『リーン・スタートアップ』をカバーなしで電車で読めたことからわかりました。
■『「欲望」のマーケティング』と『リーン・スタートアップ』だけはなぜ逃れたか?
じゃあ、何で『「欲望」のマーケティング』と『リーン・スタートアップ』だけはカバーをせずに堂々と読めたか?
それは、この二つがかなりフラットなテーマで、ちょっとオシャレだし(=読んでたからってバカにされる余地が少ない)、王道でだれでも(どんなパーソナリティの人も)読む余地のある本だからだと思います。
つまり、絶妙に自分のパーソナリティを他人に悟られず、しかも読んでてもバカにされない本。
こういった本に対して、『思考は現実化する』とかの自己啓発書や、コテコテのビジネス書みたいな本は、むっちゃカバーをしたくなる本ですw
それは恐らく、まず「自己啓発書」は、「そんなん読んでんのw?」ってバカにされる余地があるから。
コテコテのビジネス書は、恐らく自分の今の悩みや考えてることをストレートに披瀝することになるから、すなわち、すっげー自分のパーソナリティをダダ漏れにしながら読んでるようなものだからだと思います。
人はそういう空気を読んでるということですね。
長年、なんで本にカバーしたくなるんだろう?と不思議に思っていたので、すげースッキリしました^^
・・・そしてこの記事を書いてて新たな疑問のタネが・・・。
なんで自己啓発書って、他人に読んることを知られたくないんだろう?
ぐう・・・、一難去ってまた一難ですね・・・。
人生は儘なりません^^
現場からは以上です!!