本を出版したい人が知っておきたい、出版社の営業力を外部から知るたった1つの方法
グッグッモーニン!
今日も張り切ってまいりましょう~。
今日は、プロブロガーのイケダハヤトさんとの・・・、
ますます(編集者)@masumasu_o作家さんには事前確認しないのが慣例になってますねーRT “@IHayato: 確かに書籍広告って事前チェックない気がする。ぼくも2回出ましたが、どちらも原稿確認ありませんでした。 東洋経済の本の広告について|Taejun|note http://t.co/M5FnfAWrYa”
2014/05/06 14:42:51
という掛け合いの後・・・、
イケダハヤト@IHayato@masumasu_o おぉ、書籍広告についてぜひブログ書いてください!
2014/05/06 14:50:41
というツイートをいただいたので、恐らく、多くの出版社と付き合っているという意味では、出版社の編集者さんよりも業界のその辺の話に詳しい、編プロ経営者の僕が、思い切って掲題の話を公開します!
答え
1.図書館に行け
2.朝日、日経、読売の本の広告を3ヶ月分チェキれ
以上です^^
新聞広告が重要な理由
どういうことかと言えば、
「出版社の“文字通りの”営業力」っていうのは、相当内部に精通しないとわかりません。
なので、ツテのない、外部の人が調べようなんてのは、鼻っから諦めましょう。
で、じゃあ「外部から分かる出版社の営業力って何」かと言えば、それは「新聞にどれだけ広告を打ってくれるか?」です。
「へ?新聞なの?」って思うかもしれませんが、お金を出して本が売れる広告媒体と言えば、新聞と、電車貼り広告しかありません。
(それ以外の雑誌広告とかは効かないので無視して結構。あと、ブロガーさんやニュースサイトなどに献本して記事にしてもらうパブ広告は、本当に取り上げてもらえるかどうかなんて本当にわからないから無視 ←ただしもちろん、希望は捨てずに、最大限ご献本はしましょう^^)
で、お金出して買える広告で本がガチで売れる媒体って、本当に、新聞広告と電車貼り広告のみです。
で、電車張り広告なんて、一個出すだけで1000万円超えるんだから、こっちもまずは無視w
残りは新聞広告のみです。
「新聞広告は効かない」なんていう人がいますが、「効くものにはむっちゃ効きます」。
端的にいうと、「ていうか、もはや広告は新聞広告しか打てないので、新聞広告を諦めたら、何の広告も打たないことと同じことになるので、新聞広告を打ってもらうことは絶対に諦めるな!」
あなたの本の新聞広告を打ってくれるのはどの出版社か?
だとしたら、「どの出版社が、あなたの本の新聞広告をちゃんと打ってくれるのか?」を調べましょう。
調べる方法は、上記のとおりです。
「なぜ、朝日、日経、読売なのか?」
それは・・・、ほとんどの出版社は、どうせ一番最初には、その三紙のどこかにしか(最低でも)打ってくれないからです。
で、この三紙に出されている本の広告を3ヶ月分、写メりましょう。
ほいで、あなたがチェックすべきは、次の3点です。
1.「あれ?この出版社は、毎月同じ時期に、同じ幅の広告打ってるな?」っていうのを見つける
↑ これがむちゃ重要。その出版社は、その新聞の定期的な広告の枠を、買っている出版社です。
2.1を見つけたら、家に帰って、ネットでその出版社の「新刊発売情報」を調べましょう。
↑ そして、「新刊発売情報」に載っている、すべての(もしくは多くの)本が、1で取り上げられていたらビンゴです。その出版社は、あなたが本を出した時に、その新聞に間違いなく本の広告を出してくれます!
過去の新聞を調べる時に重要なこと
い.「上記1・2を調べて、新刊を全て広告打ってるわけじゃない」場合、それは、「定期的にその新聞に広告の枠は買ってるけれども、新刊のすべてを広告に出してくれるわけじゃやなく、売れている本だけ広告を売っている出版社です」。
↑ これは、あなたの本が、その月の目玉本に選ばれないと、あなたの本の広告を打ってもらえないことになります。
ろ.その出版社が、朝日なのか、日経なのか、読売に打っているのか?が超重要
↑ なぜなら、本のテーマによって、どの新聞が効くか?が全然違うからです。的はずれな新聞に広告を打ってしまった場合、まったく広告の効果がでなくなってしまします。
じゃあ、どのテーマの本は、どの新聞に打つべきなのよ? っていうのは、記事が長くなってしまったのでまた明日~!
P.S.
「じゃあ、どうやって出版社から声かけられるのよ?」っていうのは、私の知る限り、この本 ↓ にしか書いてありません。
『職業、ブックライター。』(書籍版) (kindle版)
※ この本に書かれているのは、「ライターさんが出版社から声をかけられる方法」ですが、これをうまく応用すれば「出版社から声をかけられる方法」にアレンジできます☆